さて、今回はウォーキングベースって題名ですが、ベースが歩いているわけではありません!ってわかりますね。w
ウォーキング・ベース[walking bass ] とは、ジャズの4ビート(フォー・ビート)のベースによく使われており、
スウィング感を作り出す作用があります。ベース・ラインに関しては、音階的に順次進行的なものや半音階進行のが多く、しかも特に決まったパターンがあるわけではないので、演奏者のアド・リブにまかされています。明るいスキップするようなパターンもありますが、 ウォーキングベースの名のとおり歩いているようなテンポともいえます。
ソロを演奏するピアニストやサックス奏者の後ろで「ボン♪ボン♪ボン♪ボン♪」と弾くベースラインです。もちろんウォーキングベースは好き勝手に弾いている分けではなく、コードネームに従って作っていきます。慣れてしまえばスラスラ弾けるようになりますが、それまでがとても大変です。どの音を使っていいのか、どうやてベースラインを組み立てるのか、最初は何も分かりません。ウォーキングベースの作り方を見ていきましょう。
まずはウォーキングベースラインをつくる4つの音をどう選択するかということを知っておいください。次の順序で決めます。
1泊目
コードのルート音を弾きましょう!
4泊目
次の小節のコードの半音下げもしくは半音下を弾く!(前回のクロマチックアプローチ参照。)
2・3泊目
これはかなり選択支があります。極端に言ってしまうとそのコードになんらかの関連がある音であればよく、例えば5度または3度、短3度のコードトーンなどです。(7度の音もOK!)
もしくは、こんなの!
1・3泊目
コードトーン
2・4泊目
アプローチノート
このウォーキングラインの作り方は基本的で一番よく見られると思います。コードトーンはコードネームのRoot、3度、5度、7度の構成音です。
ちょっと脱線・・・
小節の頭にはRootをもってくるのが基本ですが、ジャズでは3度や5度や7度といったRoot以外のコードトーンを小節の最初に弾くことがよくあります。ピアニストやサックス奏者がソロを何コーラスもやっているとRootだけを最初にもってくるだけでは、同じようなウォーキングラインばかりになってしまいます。そこで、Root以外のコードトーンを利用してたくさんのウォーキングラインを作っていきます。特に3度の音を使うことが多いと思います。ポップスなどでも稀に使ってる場合もあります。
脱線終わり・・・
げっ!?けっこ書いてしまった・・・。大事なことをもうひとつ伝えたかったんですが、この話は長くなりそうなので次回にしましょうw
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