レミーさん:レミー・キルミスター 1945年12月24日生まれ、イギリスのロックバンド、モーターヘッドのベーシストでヴォーカリストである。スタッフォードシア州・ストーク・オン・トレントで生まれ、ウェールズのアングルシー島で育った。
激しいダミ声を使ったヴォーカルが特徴で、バンドのフロントマンである。楽器は一貫してリッケンバッカーを使用。この大きなベースを、フロントピックアップ付近(かなりネック寄りの位置である)でピック弾きするのが彼のスタイル。マーシャル・アンプとの組み合わせでベースとは思えない、ギターのような歪んだ音で演奏する、非常に独特で簡単には真似のしにくいスタイルを貫き通している。
彼のプレイスタイルは、多くのベーシストがそうするようにルートを単音で弾いたり、するのではなく
コード弾き(ルートと5度の音を弾く所謂パワーコード)を多様するのだ!
レミーさんは
「そうした方が歌いやすいからな。リズムもあまり気にしなくて済む」
なんておっしゃってるw手抜きやん!w
しかし!
低い音をカットし、トレブルをあげ、ディストーションをかけるのでほぼギターのような音w
ある日のモーターヘッドのライヴで、ギターアンプがトラブって音が出なくなった事があった。しかし、レミーのベースサウンドがあまりにも凄すぎた為、オーディエンスの殆どはギターの音が止まった事に気付かなかった、などといううそのようなエピソードもあるw
でも今回のこの人、ベーシストではないと思います。というのも所謂マーカスやジャコのような、ベーシストヒーローではないのです。テクニックがものすごいってわけでもなく、名曲を生み出したというわけでもない。でも、ロックをやってるもしくは好きな方なら一度は聞いたことがあるというくらい有名なのです。
少年時代から、色々なライブに通い、ジミヘンの付き人をやっていたことも。「ロッキン・バイカーズ」や「ホークウィンド」などのバンドに在籍していた。1969年にリリースされた「サム・ゴパル」というサイケバンドのセカンドアルバムでは、リードギタリスト兼ヴォーカリストとして名を残している。サイケデリック・バンド、ホークウインドのメンバーとしてベースを担当し、同バンドの全盛期を支えた。しかし、ドラッグの問題で解雇される。その後、自らの音楽性をHR/HMに転向させてモーターヘッドを結成した。
「モーターヘッド」の意味は、“スピード狂”とか“ドラッグでブッ飛んだ頭”などという意味を持つスラングである。
以来30年間に渡り、モーターヘッドのフロントマンとして活動中、彼の創り出す独特の爆走型ロックン・ロールは不変であり、どの世代からも、どの時代のミュージシャンからも支持され続けている。それぞれの時代で若手のバンドをツアーに帯同させてチャンスを与えるなど、常にシーンの兄貴分として敬愛され続ける存在でもある。(意外にええおっちゃんw)ジャック・ダニエルのコーラ割りを常に飲用し、シラフでいたことは1975年のバンド結成以来一時もないという。(これもすごいことw)ライブ終了後は睡眠時間を削ってでも本を手にするという非常な読書家でもあり、戦記物などを特に愛読。またナチス関係のコレクターでもあり、世界一だと自称している。(今でもこのレミーの趣味を理由に、ヨーロッパ諸国ではモーターヘッドが毛嫌いされているという現実がある)但し、本人曰くこれはあくまでコレクションだけの問題で、ネオナチやヘルズ・エンジェルスに思想的に賛同することはない、と明確に否定している。
さて、バンド時代の話については、次回にしましょう♪

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